音アニスタッフコラム

2024-07-07 16:30:00

どうやるの?イヤモニ耳型採取!

耳型採取1.png 

こんにちは!


ONKYO DIRECT ANIME STORE
(音アニ)

スタッフの岩澤です!
今回は予告通り、耳型採取(インプレッション)の様子をお届けしたいと思います!

 

さて、皆様は耳型採取の経験はございますでしょうか?

…無いという方がほとんどだと思います。
私もスタッフになって初めて経験しました()

おそらくカスタムIEMや補聴器を作った事がある人以外ではほぼゼロだと思います。

一人ひとりの耳型に合わせて成形するフルカスタムタイプ。

 

実際にどうやって耳型を取るのか、知らない方がほとんどだと思いますので、手順を簡単にご紹介していきたいと思います!

 

耳型採取の進め方


まず、耳型採取前に気をつけていただきたいことが3つ。


・耳掃除を2日前までに済ませる
・前日夜は飲酒を避け、睡眠をしっかりとる
・当日はイヤホンやイヤモニの利用を控える

これらは耳の腫れやむくみを抑え、より正確に耳型を採るために大事なことなんです。

耳の中はかなりデリケート。ちょっとしたことや、一見関係ないようなことでも浮腫んだりしてしまうので、耳型採取の前はお気をつけください。

 


それでは、実際の採取手順です!


まずは耳型採取の同意書にサインしていただきます。

こちらは耳に異常がないか確認するための書類です。

簡単な問診票のようなものですね!

 

耳型採取2.jpg


次に、画像のオトスコープという器具を使用し、耳の中の状態や形、曲がり方を確認させていただきます。

耳の中の形は人によって十人十色、千差万別で、指紋と同じように生体認証にも使われるくらいには違うんです。

 

耳型採取3.jpg

次はストッパーの挿入です。

耳の穴は2回カーブしているんですが、2回目の少し先まで挿入します。

耳かきでもなかなかさわれないところですね!

その人の耳の大きさによってストッパーの大きさも変更します。

画像のストッパーは一番小さいもの(黄色)と一番大きいもの(白)ですが、耳が小さい人は黄色のストッパーをさらにちぎって小さくしたりすることも。

耳が小さくて不安…という方もご安心ください!

 

先端が光るオトペンライトという器具を使って、耳の中を傷つけないように、慎重に入れていきます。

耳型採取の作業の中で一番集中する作業です!

 

耳型採取5.jpg


ストッパーが入ったら、いよいよシリコンの注入です!

医療用の混ぜると固まるシリコンを、耳の形がしっかり再現できるように注入します。

シリコンが入る感覚、日常ではなかなか味わえない不思議な感覚です。

なんというか…

水よりももっとドロドロの液体の中に入っていくというか…

私の語彙力では言い表せませんでした(笑)

 

感覚が鋭い人はシリコンが耳の中で固まっていくのもわかるかもしれません。

人生経験の一つとしてもおすすめです(笑)

 

耳型採取6.png


シリコンが固ったら空気を入れながらゆっくり外して耳型の完成です!

この耳型を元にK1 Customが製作されます。

自分の耳の形を見る機会もなかなか無いと思います。

ぜひこの機会に観察してみてください!

 

耳型採取7.jpg

(画像はサンプルの耳型です。)

 

 耳型採取9.png

第1カーブ、第2カーブがわかりやすい画像です。

人によってこのカーブの角度がきつかったり、方向が違ったり。

穴の大きさや形まで変わってきます。

 

だからこそカスタムIEMがおすすめなんです!

ちなみにこの耳型採取、通常はお店によって5,000円〜6,000円程度の耳型採取代金が必要になるんですが、音アニでK1 Customをご注文いただいた方に限り、なんと無料で採取させていただいています。

 

K1 Customをご注文の際はぜひ音アニにお越しください!


ONKYO DIRECTでご注文いただいて耳型採取店舗に音アニをご指定いただいた場合は5,500円の耳型採取代金を頂戴いたします。紛らわしくて申し訳ありません…)

 

 

今回は耳型採取(インプレッション)の様子をお届けしました!

みなさんの知らない世界をお届けできたかと思います。

実際の工程として、最大で1時間程度お時間を頂きますので、ご注文の際はお時間に余裕がある時が良いと思います。

音アニのホームページから来店・注文予約もできるのでこちらもご活用ください!


https://onkyoanime.com/free/reservecalendar

 

それでは今回はこの辺で!